未だ衰えを知らないコロナウイルス。２NFソフトウェア本社のあるベトナムでも旧正月明け頃から新型コロナウイルス感染症の流行が本格的に始まり、“コロナ禍”の中、国民の間にも大きな不安が広がりました。弊社ではコロナウイルスへの予防の徹底と全社員又その家族の安全を考慮し、早期の段階から自主的にテレワークへの切り替えを行いました。

テレワーク移行前に、弊社では大規模な会議を開き、コロナウイルス流行の状況、一人一人の意識向上の必要性、コロナ禍におけるIT業界への影響、２NFが乗り越えるべき課題や今後の発展につながる機会であること等を全社員に向け発信、理解を広めました。

同時に、２NF幹部は “全社員とその家族の安全を保障し、個人、チームともに仕事を確保して、長期的に発展できる” ことをテレワーク期間中のモットーとすることを発表し、２NFのコロナウイルスへの向き合い方を提示しました。

弊社CEO、ハインは

1. 感染症の予防
2. 企業衰退の抑制
3. 社員を誰一人として失業させない　

この３つをコロナウイルス撃退する上で重要だとし、テレワークに移行してもプロジェクトの進捗や品質に影響を出さないことを強調、会社全体の士気を高めました。

2020年3月16日、念入りなシステム準備期間を経て、ついに一部社員によるテレワークが開始されました。テレワーク期間中は特に社員間のコミュニケーションを意識し、Zoomを使用した全社員参加の会議も積極的に行われました。

その後、4月1日からベトナム政府による社会隔離政策の実施を背景に、2020年4月26日まで弊社はテレワーク体制を続け、翌日27日から会社での勤務を再開することができました(一部地域の社員は5月1日までテレワークを実施)。

テレワーク期間は1か月以上に及びましたが、全社員が意識を高く持ち、常に時間厳守を徹底した結果、テレワーク期間中もプロジェクトに影響を与えることなく、通常通り仕事を行うことができました。また、会社内では社員とその家族含め誰一人コロナウイル感染者が出ることはありませんでした。弊社の初の試みは自信を持って成功したと言えます。

ベトナムでは現在、政府によるコロナウイルスへの懸命な監督が行き届き、コミュニティからの感染者はここ数か月出ていません。しかし、日本を始め世界では依然として緊張した状態が続いています。最後になりましたが、一日でも早く新型コロナウイルス感染症が撲滅され、世界に再び笑顔や活気が戻るよう、２NFソフトウェア社員一同お祈り申し上げます。