2NFソフトウェア社内のルール
<目次>
1.弊社の特徴
- 対顧客:弊社は「すべてはお客様の満足のために」を会社のスローガンとし、お客様の文化を積極的に理解することを目指しています。
- 対社員:会社の発展に関するアイデアと意見を常に後押ししています。会社幹部だけでなく、社員一人一人の潜在的な能力を見抜き、培うことを通じて、会社の成功に繋げます。
- 「誠意をもって行動すること」が弊社の企業原理です。
2.コアバリュー
- 真摯な仕事への姿勢:弊社は、お客様から依頼された案件のご要望を満たすことだけが仕事の完了であるとは考えておりません。製品が創った人の心を伝えるものになるよう、情熱を持って仕事に努めて参ります。
- 公平性・透明性:お客様、社員に対し、全ての活動において公平性・透明性を保障いたします。
- 創造力:ユニークな製品とサービスを開発するためには、継続的なクリエイティビティが必要です。創造とは、崇高なものを作ることを意味するのではなく、日常生活において発生する問題を解決するために、その問題をシンプルに変換することを意味します。
3.ルールを決めるべき理由
- 他企業や組織と同様、弊社には守るべき労働法が定められています。しかし、それはただの法律面の話であり、社員に対しての重要なソフトスキルは、社内全体のマナーやお客様へのマナーなどがそれに当たる考えています。社員にそのソフトスキルを速やかに身につけてもらうため、ルールを決めなければなりません。
- お客様と作業を進める中で、正誤や指示に従っているか否かの議論から論争、衝突に至るまで、様々なシチュエーションが発生する可能性があります。
- 案件に取り組んで共に作業をする過程では、問題を解決するためには議論や衝突、話し合いを避けるわけにはいきません。
- ルールがなければ、どうすれば良いのかわからない状況がたくさんあります。
従って、組織の特徴とコアバリューを守るため、社内で共通のルールが必要です。弊社では新入社員だけでなく、契約社員にまでルール遵守の指導を行っています。
4.社内のルール
- 派閥に分かれたり、悪口を言ったりするなど、会社の団結を脅かす行為を禁止します。
- お互いに誠実に接し合い、仕事だけでなく生活上でも助け合います。
- 作業中に他人・他グループと打ち合わせをする場合、以下の事項を守ります。
- 相手に打ち合わせの依頼を送信します。全社員、案件の担当者または社員誰にでも質問できる権利があります。
- 打ち合わせの依頼をされた側は必ず相談をする又は返答をします。
- 打ち合わせの依頼をされた側の時間が空いてない場合、優先順位について相談し、スケジュールを整えます。
- 聞きたいことが10件以上ある場合は、相手の邪魔にならないように質問をまとめて、相手の都合が良い時間を決め、その時間に質問します。
- 二人で相互に関連ある件(Aの出力がBの入力であるなど)に取り組む場合、問題が発生したら、積極的に努力して最適な方法を考えます。その問題がどちら側で起きたのかを把握できたら、本人は原因を調査し、修正方法についてパートナーと徹底的に話し合います。責任転嫁などもしません。
- 案件の担当者が他案件を担当することになった場合、元担当の案件についてもバグ修正(修正担当や修正支援など)のサポートをしなければなりません。もしバグ修正支援が現在担当中のタスクと重なった際には、優先度を考慮して適当なスケージュールを立てます。
- 議論、衝突があった場合は以下のように対処します。
- 社内マナーのルールを基にして、相手の意見を尊重しながら相談し合い、適切な対策を見つけます。
- 解決ができない場合は上司の判断を仰ぎます。
- 双方とも仕事に対してプロ態度を持ち、私情を混ぜないようにします。たとえ相手のことをよく思っていないとしても、社内マナーのルールに従って協力的に仕事を行います。
- 作業中は報連相をきちんと守ります。
- 報告:ニーズに応じてレポートや日報をきちんと出します。
- 連絡:問題、トラブルが起こった場合、PMやリーダーなどの関係者に速やかに連絡し、迅速な対応をとります。
- 相談:作業中にわからない点・不明点がある場合、その規模の大小関係なく、打ち合わせを早めに行います。打合せを行う際は上記のルールを守ります。
- PMは、PM講習で身につけた精神に乗っ取った振る舞いをします。案件に対し大事な役割を担い、お客様と丁寧にやり取りをして、チームメンバーと案件に対して責任を取ります。
- コミュニケーター、テスター、開発者は、お客様と仕事をするにあたって、会社内の観点や立場をきちんと把握する必要があります。社内のルールや規制、上司・PMの指示によく従い、チームメンバーと積極的に仕事に取り組み、完了させます。
5.お客様へのルール
- 「すべてはお客様の満足のために」という会社のモットーを常に念頭に置いています。
- お客様とコミュニケーション・やり取りをする際は常に丁寧な対応を心掛け、会社のイメージを損なう又はお客様の信頼を失うような発言をすることを固く禁止します。お客様と接する際は会社の代表としてやり取りしているので、私情が発言に影響してはいけません。
- お客様からどんな依頼をされても、できない・しないというような消極的な返答しません。
- お客様からメールを頂き、直ぐに返答できない場合でも「確認ができ次第回答致します。」など、必ず返答します。
- 検討後、対策や期限について必ずお客様と相談します。より良い対策がある場合、お客様に提案することも可能ですが、最終決定はお客様に任せます。
- タスクの期限までに作業完了が難しいと判断した場合、期限延長が可能かどうかお客様に打診します。期限の延長が困難であれば、全力で取り組むが、期限までに完成が難しいため、万が一間に合わなかった場合は了承してほしいなどという旨を事前に伝えます。また、お客様に満足していただける品質を保てるようにしながら、全ての計画を検討し直します。それでも期限内の完成が難しい場合はやむを得ません。
- 作業中は報連相をきちんと守ります。
- バグについて相談があったら、論争・責任転嫁などを絶対にしません。
- 調査し、修正する旨を早急に返答します。
- 完了日などのお客様のご要望も聞きます。
- コードが原因で発生するバグであれば迅速に対応します。
- コードが原因でないバグまたは修正に時間がかかる場合、PMと相談し、工数を増加させるかどうか交渉します。それが難しい場合、幹部と相談します。
- お客様が会社にいらっしゃった場合は立ち上がり、丁寧に挨拶をします。
6.一般ルール
- よく耳を傾ける
- 常に精通する
- 誠実
- 相手の立場に立って考え、理解する
- 双方にとって最適な方法を探し、トップレベルの製品を開発する