2NFソフトウェアにおける
インターンシップコース
2NFソフトウェアは、優秀な人材を確保する上で、学生向けトレーニングが重要な手段の一つだとしています。インターンシップトレーニングはこの数年、会社で積極的に促進されている活動です。コース参加対象者は、自然科学大学、ハノイ工科大学、水利大学等、ハノイ市内に位置する大学で情報技術を学んでいる学生です。
・インターン生の選び方
2NFは毎年、以上の大学と連携して3・4年生を中心に、最新のITや情報分野、特定の開発言語・技術などをテーマに、様々なワークショップやセミナーを開催しています。ワークショップではインターンシップコース等のトレーニングの仕組みも含め、2NFソフトウェアについても紹介しします。セミナーの後でインターンシップコース参加希望の学生をリストアップし、テストと面接を行います。
・トレーニング過程
専門知識のテストと面接に合格した学生は、自分の希望と大学での専門言語(Java、PHP、CSS、Ruby等)によって該当の社員のチームに配属させます。2NFでは、モバイルアプリケーション、ウェブアプリケーション、セールス フォースなどの専門コースがあります。
インターンシップトレーニングは短期と長期の2パターンがあり、トレーニング期間に応じる詳細なスケジュールと手順が用意されます。トレーニングの進度と結果は、必要に応じて毎日チームリーダーに報告されます。
通常、インターンシップコースは3段階に分けられます。第1段階では、社員がその言語や技術の実際応用、プロジェクト遂行時に必要なスキルなどをトレーニングし、第2段階では学生は仮のプロジェクトに取り組みます。そして第3段階では、能力がある学生がその時に実際に遂行されているプロジェクトに参加するといったものです。
・インターンシップコースを設ける利点
学生は、大学で学習する機会がない知識を身につけ、職場で自分の知識を実際のプロジェクトに適用することもできます。また、将来仕事で有効なスキルレベルも伸ばすことができます。
実習の期間が終了した後、集計した結果に基づき、チームリーダーがそれぞれの能力を判断して評価シートに記入します。この評価は、学生の卒業資格の判定条件の一つとなっています。また、能力を高く評価された者に対しては、卒業後に2NFソフトウェアの正社員になるチャンスもあります。
インターンシップは学生たちにとって自分の能力・経験・知識を向上させる絶好の機会であると同時に、会社にとっても優秀な人材を確保できる重要な手段となっています。