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<クローズアップ>Apple創業者 スティーブ・ジョブズ

投稿時間: 23:02, 08/08/2023

2021年9月、Apple社より多くの人が待ちわびたiPhone13の発売が開始されました。iPhoneシリーズは長年に渡り市場の絶対的なポジションに君臨しています。モバイルアプリ開発においても、iOSプラットフォームは最もポピュラーなOSです。これらiPhoneやiOSの生みの親、つまりAppleの生みの親がスティーブ・ジョブズです。本日は彼の人生に迫っていきましょう。

<目次>

  1. プロフィール
  2. 幼少期~青年期
  3. キャリア
    1. Appleの共同創業
    2. NeXTの創立
    3. Appleへの復帰
  4. 財産と功績
    1. 功績
    2. 純資産
  5. 家族
  6. 死去
  7. iOSアプリでお困りなら

1.プロフィール

 本名スティーブン・ポール・ジョブズ(1955年2月24日―2011年10月5日)。アメリカ人のデザイナー、発明家、経営者。Appleを創業した1人であり、AppleのCEO・代表取締役社長を歴任した。

 スティーブ・ジョブズという名前を聞けば、パソコンとスマートフォンに革命を起こした先駆者というイメージを持つ方も多いでしょう。iPhone、iPod、iPad、Macbookといった大ヒット商品を生み出し、Apple社を成功に導いた人物です。

2.幼少期~青年期

 スティーブは、アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコで、実母ジョアン・キャロル・シーブルと実父アブドゥルファター・ジャンダーリの間に誕生しました。しかし当時両親は未婚であり、まだ大学生でした。また、ジャンダーリがイスラム教徒、シーブルがカトリック教徒であったため、シーブルの家族は二人の関係に反対。そのため、大学に行かせて学費を出すことを条件に、ポール・ジョブス夫妻がスティーブを引き取ります。

 学校に行きだしたスティーブは、いわゆる問題児でした。“学校にペットを連れてこよう”という内容のポスターを学校中に張ったり、爆弾を先生の椅子の下に仕掛けるなど、数々のエピソードがあります。

 そんな彼でしたが、4年生になったとき人生が変わるきっかけが起こります。それがヒル先生との出会いです。ヒル先生は問題に全部正解したら5ドルあげるという方法でスティーブの学習意欲をかき立て、そこから彼は真面目に勉強をするようになります。

 スティーブは、小さいころから父親の影響で機械に触れることが多く、父親と電子機器を分解しては組み立てるということをガレージで行っていました。

 その後、1972年に高校を卒業し、オレゴン州のリード大学に入学します。しかし、その6か月後には退学。それから18か月間学校で興味のある授業のみを受けていましたが、その中でも特に西洋書道に魅了されました。“この西洋書道の知識がAppleの様々なフォントを生み出す源になった。”とスティーブは後に語っています。

3.キャリア

 彼のパソコン関連の仕事は、1973年にカルフォルニア、ロスガトスのAtari, Inc.で下級エンジニアとして働き始めたのが最初です。

 ウォズニアックと共に部品を約50個減らした小さな回路基板を開発し、“blue box”という無料長距離電話機器を生み出しました。

3.1.Appleの共同創業

1976年、ウォズニアックとともにApple computerを創業し、回路基板の販売を主に行うようになります。また同年、ウォズニアックがAppleコンピューターⅠ、Ⅱを開発しました。

 数年後、パーソナルコンピューター市場が成長するのに伴い、Appleの規模も拡大していきます。1981年には株式公開を行い、1983年にはフォーチュン 500のリストに名を連ねました。

 1983年、ペプシコのCEOであるスカリーをAppleのCEOの座に招きました。その翌年、スティーブは、グラフィックユーザーインターフェースを初めて使用したパソコンであるMacintoshMac)を設計しました。

3.2.NeXTの創立

 Appleで成功を多数収めたものの、社内の社員と意見が合わず、1985年にはスティーブは自身が創業したApple社を去ることになります。

 当時を振り返り、“Appleを去ったことはいいことだった。自由な気持ちと革新を取り戻すことができたのだから。”と語っています。

 Appleを離れたスティーブは、やがてApplestoreやiTunesstoreで使用されるWebObjectsの開発システムで有名なNeXTを設立します。

 1986年、コンピューターグラフィックス映画製作会社を買い取り、その会社名をPixarに改めます。トイストーリーやファインディング・ニモなどのアニメ映画は大成功し、スティーブは多くの富と関心を集めました。

3.3.Appleへの復帰

 なんと1996年にAppleがNeXTを買収。スティーブはAppleに再び戻り、CEOの座に就くことになりました。この時、Appleは利益を上げることに必死になっていましたが、Microsoftなどのライバルに負けている状況でした。

 スティーブによる運営の下、Appleは進行中のプロジェクトを一部ストップし、会社の業績拡大を見込んで全く新しい機能とデザインを持ち合わせた新製品の開発に力を入れるようになります。

 その結晶であるApple iMacが世界中でお披露目されたのが1998年のことでした。手頃な価格であるにも関わらず、処理速度が速いパソコンとして注目されました。また、その次のバージョンでは5色のカラー展開をし、ファッション性のあるパソコンのトレンドの火付け役となりました。これはAppleに復帰したスティーブの功績であり、その年末にはiMacはアメリカで最も売れたパソコンとなりました。

 2001年、スティーブは21世紀のAppleの再開発を始めました。iPodやiTunes、iTunesstoreで音楽業界に参入し、これらの結果はすぐに業績の増加やネームバリューとして現れました。また、iPodは iPod classic, iPod Nano, iPod Touch 、iPod shuffleといったユーザが使いやすいよう改善されていきました。

 2005年、DisneyがPixarを買収するにあたり、スティーブはDisney社の株の7%を所有する最大の株主となり、Disney社の経営協議会のメンバーの一員となりました。

 2007年にはiPhoneというスマートフォンの販売に乗り出します。iPhoneは画面がセンサーとなり、MP3やビデオを再生できる、インターネットにアクセスできるなどの機能がありました。同年末にはiPodtouchというゲーム及びMP3を再生する製品として、iPhoneと同様なセンサー画面があり、Wifiと接続が可能なデバイスがリリースされました。

 その後数年、iPhoneの様々なバージョンを生み出し、2008年には3つの主な機能(GPS補助、3Gデータ、UMTS / HSDPA)を備えたiPhone3G、2009年にはiPhone 3GS がそれぞれリリースされました。

 続く2010年にはiPhone 4を販売。iPhone4は5メガピクセルのカメラや内カメラがあり、4Gにアクセス可能など、これまでのスマートフォンより高度な機能が搭載されていました。

 音声認識が可能なバーチャルアシスタント機能Siriが初めて搭載されたiPhone4S は2011年にリリース。この年、スティーブは健康上の理由でAppleのCEOの座を退きますが、引き続き会社の経営協議会長として留まりました。

4.財産と功績

4.1.功績

スティーブ・ジョブズはアメリカ国家科学賞や公共サービスへ贈られる賞など、多くの賞を受賞しています。

ー2007年
米カリフォルニア州の殿堂入りを果たし、雑誌フォーチュンが“ビジネスにおいて最も権力のある人物”と評する。

ー2009年
同雑誌は“この10年間のCEO”と呼び、翌年にはForbesの世界で最も権力のある人物リストの17番目にランクイン。

ー2010年
雑誌Financial Timesによる投票で、今年の顔に選出される。

4.2.純資産

 2006年にPixarをDisneyに売ったことにより、スティーブの純資産は、65憶から70憶米ドルであるとForbesが予想しました(2011年)。

 しかし、1985年にスティーブがAppleを離れた際、もしAppleの株を売らなければ、彼の純資産は現在360憶米ドルに上っていたでしょう。

5.家族

 スティーブ・ジョブズは滅多に家族について公にしませんでしたが、1978年(スティーブ当時23歳)、恋人のクリスアン・ブレナンとの間にリサ・ブレナン=ジョブズが誕生します。当初は父親であることを否定していましたが、その後認知します。

 1991年3月18日にローレン・パウエルと結婚。3人の子供を設け、カリフォルニアのパロアルトで共に生活を送りました。

6.死去

 2003年に膵臓癌と診断された後数年、スティーブは病と格闘しながらも、ティム・クックにAppleの運営を後継させます。

 2009年に肝移植を行うものの、その2年後体調が悪化。2011年8月にはリタイアし、療養に努めるものの、同年の10月5日にパロアルトで息を引き取りました。56歳でした。

7.iOSアプリでお困りなら

 iPhoneが人気の理由、それは外観だけでなく、その機能の高さにもあります。iOSのアプリ、デザイン、ウィジェットなどはまさに革新的で、iPhoneのユーザー体験は常に更新され続けています。弊社2NFではiOSアプリ開発の経験が10年以上あり、 Objective-C から Swift, ReactNative, Flutterなどの様々な言語での開発に幅広く対応しております。iOSアプリの開発・メンテナンスをお考えの方は、弊社までお気軽にご相談くださいませ。

この記事は https://bstyle.vn/tieu-su-steve-jobs.html を翻訳・改変したものです。 


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